しいなゆきこ『腸内環境を知るためには?』

あなたの腸内環境は大丈夫?

 

私が義父母のお食事を用意するようになってから義父母に大きく変わったことがあります。それは義母の便通です。(お食事中の方がいらっしゃいましたらお許しくださいませ)

私が食事を用意する以前、義母は便秘に悩まされていました(もちろん薬の影響もあります)。毎日のように便秘薬をのんでは排便をしていました。時にはなかなか排便ができず、苦しがっていたので、肛門をオイルマッサージしてあげたり、硬くなってしまった便を肛門から引き出してあげたりしたこともありました。

便の様子はその方の腸内環境のバロメーターだと私は解釈しています。もちろんそれだけでないことも承知していますが、腸内環境がととのっていると、たちまち便の状態が良くなります。ちなみに23歳で実家を出て以来、24年間主婦業(自炊)をしていますが、おかげさまで毎日快便で便秘薬に頼ったことは一度もありません。

私がお食事づくりで大切にしていることは前回記事にした通りですが、(前回の記事はコチラ)不自然な食材や調味料を使用しないことだけです。発酵食品や発酵調味料を日頃から取り入れて使用しているので、毎日のご飯を食べているだけで腸内環境はととのってきます。逆に不自然なものを摂り続けていると腸内環境がたちまち乱れていきます。

※先ほども書きましたが、腸内環境をみるには便を見るのが手っ取り早いです。毎日の便をよく観察してみてくださいね。理想はバナナ状の便♡

義父母のお食事をお世話するようになってから半年近くになりますが、いまではすっかり便秘症状がなくなり快便の様子です。薬(便秘薬)に頼ることなく、より良い状態へ改善することはできるのです。

こちらは、ある日のお弁当で、発酵食品や発酵調味料を取り入れています。

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<お弁当のメニュー>

・ひじきの五目ご飯:塩麹やひじきなどが腸内環境を良くしてくれます

・トンテキ:醤油や酒や甘酒などを使用した味付けです

・きんぴらごぼう:食物繊維は腸内環境を良くしてくれます

・かぼちゃの茶巾サラダ:醤油でかぼちゃの甘みを引き立てます

・小松菜の塩麹和え:塩麹の旨味が引き立ちます

・柿:果物には水溶性食物繊維が含まれています

 

では、なぜ発酵料理がカラダに良いと言われるのでしょうか?

 

  • 「発酵」の過程で作られた多くの栄養素があるから

→ 生成された多くの栄養素の中に旨味成分である「アミノ酸」が含まれているので旨味調味料などの添加物を使わなくても美味しいのです

  •  酵素により栄養素が消化しやすく分解されているから

→現代は胃腸の弱い人が増えています。発酵の過程において栄養素を消化しやすく分解してくれているので、発酵食品を食べることでカラダに優しい

  •  嬉しい効果がたくさん期待できるから

→発酵食品の中には驚くほど多くの微生物がいます。小さな彼らの活躍で腸内細菌叢のバランスが整い、私たちのカラダに良い影響を与えてくれます

  • 日本民族が昔から食べてきたものだから

→この地でずっと食べられてきたものだから日本人のカラダに一番合っているのかもしれませんね

 

 

腸内環境を良くする菌って何でしょうか?

 

ヒトの腸内にはおよそ100兆個と言われるほど多くの菌が棲息しています。それらの菌にはそれぞれの働きや役割があります。

メディアなどで「善玉菌」や「悪玉菌」や「日和見菌」などという言葉を聞いたことはありませんか。

「善玉」と聞けば、なんだか良さそうなやつだな。

「悪玉」って悪いやつなのか?

などとイメージをされるかもしれませんね。

「悪玉=悪いやつ」というわけでもないのです。悪玉菌と呼ばれる仲間には大腸菌やウェルシュ菌などがありますが、彼らは腸内で腐敗活動をしているが故に「悪玉」と呼ばれていますが、活力を生み出したり、肉やホルモンの生成など有用な働きもしています。それでも、やはり「悪玉菌」と呼ばれる細菌叢の割合が増えてくると、先に書いたような便秘に苦しむようになったり、便やおならが臭くなったりなどするわけです。

では、いかにも善人そうな「善玉菌」の仲間には、「乳酸菌」があります。ヨーグルトなどで知られている乳酸菌です。ビフィズス菌は乳酸菌の仲間になります。

なぜ、ヒトには乳酸菌が必要なのか?

— それはヒトが「哺乳類動物」であるからなのです。

母乳を飲む時、その乳首には乳酸菌が多く付着しています。そこから乳酸菌を取り込み、発酵・増殖・死滅を繰り返しながら体内(腸内)に定着していくのです。この乳酸菌が腸内にどれだけいるか、それだけ多く棲息しているかが腸内環境の鍵となるのです。

そういったことからも乳酸菌を含む発酵食品を摂ることは腸内環境をととのえる助けとなることが言えるのです。

 

暮らしに発酵食品を上手に取り入れてみてくださいね。

 

 

 

 

 

“しいなゆきこ『腸内環境を知るためには?』” への2件の返信

  1. 我が家の便秘対策は果物の皮を剥かずに丸かじりすることです。 リンゴはもちろん、柿、ブドウ、キィーウィーに始まり、最近はミカンも皮ごと頬張るようになりました。 (本音は皮むきが面倒な無精者のなせる業)
    以来、便通に悩んでいた家内も救われているようです。 いかなる発行作用が起こっているのかわかりませんが、腸内環境の整備には役立っているようです。

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  2. 文殊菩薩様
    「一物全体」といって、すべて(皮や種子)を食べるという考え方もありますが、無理のない程度に私も皮なども食べるようにしています。
    皮には食物繊維が多く含まれているため、便秘解消に至ったのかと思います。
    腸内細菌の中でも善玉菌と呼ばれる微生物のエサは食物繊維です。善玉菌が増えれば腸内環境が整い、便通が良くなったり、免疫力アップ、美肌などにつながります。

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