梅酢とは、梅を塩漬けにしたときに上がってくる強い酸味を持つ透明な液体のことです。赤シソを加える前のものが「白梅酢」、加えたたものを「赤梅酢」といいます。「梅酢を作る=梅干しを作る」ということです。
この透明な液体が梅酢です↓ 澄んでいて綺麗でしょう。

梅酢の成分は、約20%が塩分、その他、クエン酸やポリフェノール、梅の実の成分であるカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、ビタミンA(βカロチン)、ビタミンBも含まれています。梅干しの成分とほぼ同じと考えていいと思います。
梅酢に期待できる健康効果
古くから梅酢を作った後の梅の実を黒く焼いて漢方薬として用いられてきました。一方、クエン酸を主成分とする梅酢は器具や人体の傷口の消毒、金属の鍍金やハンダ付け、青銅器や鉄器の酸化皮膜処理などに使われてきました。
(1)強力な殺菌効果・・・塩やクエン酸による効果です。食べ物が傷むのを防いだり、食中毒予防に効果的です。
(2)抗ウイルス効果・・・梅酢ポリフェノールによる効果です。インフルエンザウイルスの増殖抑制や消毒効果があることが報告されています。
★梅酢に含まれる「梅酢ポリフェノール」にインフルエンザウイルスの増殖を抑え、感染力を弱める効果があることが研究成果として発表されています。インフルエンザウイルスのほか、口唇ヘルペス、ポリオ、手足口病、ノロウイルスにも同じような効果がみられる。(和歌山県田辺市とJA紀南による「紀州田辺うめ振興協議会」が発表)
(3)抗炎症効果・・・梅酢ポリフェノールによる効果です。
(4)生活習慣病予防効果・・・梅酢ポリフェノールによる効果です。生活習慣病予防のほか、血中のLDLコレステロール値の減少効果もあ理、内臓脂肪や皮下脂肪、体脂肪率の増加抑制などダイエット効果にも期待できそうです。
(5)抗酸化効果・・・ポリフェノール(梅リグナン)による効果です。活性酸素による老化や影響を防ぐといわれています。また、ガンの発生につながるDNA突然変異の抑制や修復から抗がん効果も期待されています。
【梅酢に関する過去記事です】
→しいなゆきこ『「梅はその日の難逃れ」と毎朝の習慣』
→しいなゆきこ『梅干し漬けました』
梅酢のある暮らし方
(1)梅酢でうがいをする・・・10倍程度に薄めて、ガラガラうがいに使いましょう。梅酢の殺菌効果と抗ウイルス効果で感染症予防できます。万一飲み込んでしまっても問題ありません。
(2)梅酢スプレー・・・ボトルに入れ替え、薄めたものを持ち運びます。外出時の殺菌や喉のイガイガにも。薄めてあるため早めに使い切るようにしましょう。
(3)キッチンの消毒・・・原液のまままな板にかけてしばらく置いてから熱湯で流せば臭いもなくさっぱりします。また、クエン酸は水垢に効果がありますのでシンク掃除にも使えます。(この場合、色付き防止を考えて白梅酢をオススメします)クエン酸の強力な殺菌効果で肉・魚を切った後のまな板や、シンクの水垢落としにも使えます。
(4)おむすびの手水に・・・おむすびを握る時の手水や巻き寿司の手水代わりに。塩味もあり、殺菌効果で傷みにくくなります。






梅酢のあるレシピ
(1)梅酢ご飯・・・米1合に対して梅酢大さじ2杯程度を入れて炊きます。さっぱりとした風味に炊き上がります。
(2)梅酢漬け・・・お好みの野菜を漬物に。
(3)梅酢ドレッシング・・・カルパッチョ液やセビチェ液にも使いやすいです。お腹にもやさしいドレッシングになります。
(4)肉の下味漬け・・・鶏ササミ肉や鶏ムネ肉などの淡白な肉を漬けて焼くだけで美味しです
(5)青魚の梅酢煮・・・生臭いとされる青魚(イワシ、さんまなど)を梅酢と一緒に煮ると、生臭さもいなく美味しいです
【過去の記事】→しいなゆきこ『梅干しと梅酢を使った疲労回復の一品です(レシピ付き)』https://wp.me/p9J1io-fs


