しいなゆきこ『新型コロナウイルスがもたらしたもの』

連日、新型コロナウイルスに関する報道、SNS投稿、ネットニュース…正直、もうお腹いっぱいです。自宅にテレビはありますが、私はあまり見ないほうです。それに比べて、同居している夫の両親はテレビにかじりつくように毎日見ています。「今日は何人感染した」「誰がどうしたこうした」…2階で仕事をしている私にもよく聞こえるほどの大きな音、そしてテレビの音量以上に大きな声でテレビに向かって文句を言い、怒鳴っています。そんな嫌な気持ちにさせる波長の音は聞きたくないので、いつもバタンと部屋の扉を閉めてしまいます。

昨年末に初めて新型コロナウイルスの報道を聞いてから、はや5ヶ月。あれよあれよと言う間に世間は様変わりしました。最近では身近に環境の変化を感じています。この変わり様は恐怖を感じさせます。環境だけでなく、ヒトに対しても。

「コロナは悪いヤツ」と思っている方が多いかもしれませんが、「コロナウイルス」というウイルス種は昔から存在していました。今まで私たちがかかっていた風邪の原因とされるウイルスには、よく聞くインフルエンザウイルスのほか、アデノウイルス、ヒトヘルペス、コロナウイルスなどがあります。その風邪の原因の約10〜15%は旧型コロナウイルスによるものであると言われるほど、ありふれたウイルスだったのです。そんなコロナウイルスの新型が発見され、ここまで大きな感染となるのには、何か共通する現代の原因がウイルス以外にあるのではないかと私は思っています。今すぐに全てを分析・解析することはできなくても、生活習慣や食習慣、既往歴など細かく分析していけば、何らかのキーワードが見つかるのではないかなと思っています。

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「さて、今夜私がいただくのは〜♪」というキャチフレーズでお馴染みの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」はフードデリバリーサービスのこと。IOS・Android対応のアプリケーションから提携飲食店の料理を注文すると配達をしてもらえるというサービスです。「出前館」と同様のサービスです。Uber Eatsのいいところは支払いはアプリケーションに登録したクレジットカードで支払うため、ドライバーは料理を届けるだけでOK。キャッシュレスな出前を実現したサービスなのです。濃厚密接を避けるために多くの飲食店が店内飲食を自粛し、テイクアウト対応営業を行っています。そんな営業形態の変化とデリバリーサービスが合致し、より一層注目されています。

新型コロナウイルスの感染対策として、「三密(さんみつ)※1」を避け、「テレワーク※2(在宅勤務)」や時差出勤が政府により強く推奨されています。在宅勤務ではパソコンでチームメンバーとのコミュニケーション用のチャット画面を起動して連絡を取り合い仕事を進めたり、社内や社外とのミーティングをオンラインで実施したり、通常業務とは違いモニターを通してコミュニケーションを取るための工夫があったり、効率が上がった面も見られたそうです。その反面、大事な資料は持ち出し禁止のために在宅勤務ではなかなか作業が進まなかったり、オンオフのけじめがつけにくかったり、託児所・保育園・学校が休みのため自宅にいる子どもの世話をしながら仕事をするのは大変だといった声も多く聞かれます。

※「密閉」「密集」「密接」の3要素の総称。新型コロナウイルスの集団感染(クラスター)発生を防止するため「外出時に避けるべき場所」として示す指針であり標語。
※2「テレワーク」とは、ICT(情報通信技術)を利用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方のこと。

在宅勤務で注目されているのがチャットやWeb会議※3ツールが今注目されています。Web会議ツールでは、「Zoom 」「Microsoft Teams」「Skype」「Cisco Webex Meeting」…まだまだありますが。。参加人数、通話時間の制限、料金プラン、セキュリティなどそれぞれ違うので、自分に合ったものを見つけるといいですね。実際に私が使用して使いやすかったのは「Zoom 」一番安定していて、画像、音声共に使用しやすかったです。

※3「Web会議」とは、遠隔拠点の相手とインターネットを介して音声通話やビデオ通話のやりとりのこと。音声通話やビデオ通話以外にも画面共有やチャットのやりとりもできるので、遠隔でのミーティングが可能です。

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自宅に缶詰な毎日を過ごしていると、目が向くのがついつい家の中のこと。コロナ在宅を機に家の中の断捨離を始めた人が多く、今や粗大ゴミが増加しているとか。また、フリーマーケットへの出品なども相次いでいるそうです。

自宅調理をする人も増えていて、レシピサイトが人気上昇中だったり、子どもと一緒にお菓子の手作りをする人が増えていてホットケーキミックスやバターの売れ行きがいいそうです。外食の回数がめっきりと減り、さらに在宅勤務の家族や学校が休校の子どものために料理をする回数が増え、家事力がアップしたという投稿も良く見かけます。

世の中はずいぶん変わったように感じますが、我が家の生活は新型コロナウイルス蔓延前と後でほとんど変わりません。

夫は変わらず会社勤めをしていますが、私は2年前に働き方を自宅で自分のペースで仕事を進められるように改めていました。そして昨年は、介入を要する夫の両親と同居をしながら在宅介護ができるように引越しを済ませていました。それらのおかげで私はまったく慌てることもなく、いつものように自宅で作業をしながら、家事をして、介護をする毎日を過ごし、免疫力をあげる強い身体づくりを意識した手作りの家庭料理と暮らしかたを重ねています。「時代遅れだ」と罵られたこともありましたが、自然にそった暮らしを心がけること(もちろん完璧ではありませんが)は、身体の免疫力と自然治癒力をあげ、自分らしく生きることを後押ししてくれます。

新型コロナウイルスがもたらしたものは「恐怖」や「死」という閉塞した世界ではなく、私たちに「生きるということとは?」を考える転機を与えてくれたように感じているのは私だけでしょうか。

私の友人がこんなことを言っていました。

「ある日突然環境を変えられ。行動を制限されるということはどういうことかを、今私たちは体験している。でもこれは、人間が他の生き物に対してずっとしてきていること。(抜粋)」 — Ayako ShimotsukaのFacebookより

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なんて素敵な言葉だろうと心に残りました。

「感染者が何人だ」とか「誰がどうしたこうした」、そんなことの情報通になるよりも、決してなくなることのないウイルスと今後も共存していくために、己の免疫力や自然治癒力をあげることを考えたほうがいい。今の暮らし方のままでいいのか。これから先の人生でこの瞬間が一番若いのだから、一刻も早く気づいたほうがいいと。

新型コロナウイルスがあなたにもたらしたものは何ですか。

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