しいなゆきこ『まわりてめぐる』

377ecac4dc57bf26aa6028636de38c5f_s

毎日当たり前のように使っているカレンダーや手帳ですが、そこに四季を感じていますか。

私たちの生きる地球は自転しながら太陽の周りを好転しています。まわりながらめぐっているのです。地球が1自転する時間を1日と定め、地球が1公転する時間を1年と定めています。その「まわりてめぐる」間には、朝昼夜があり、春夏秋冬があるわけです。その時の地球や太陽の位置関係から、昼が長かったり、夜が長かったり、暑かったり、寒かったりするのです。その季節の移り変わりの様子を日本では二十四節気や七十二候に表し、自然と共に生きる暮らし、自然に寄り添う暮らしをしてきました。そうやって自然の中で生きている、生かされていることを大切に生きてきました。わたしはそういった感性がとても好きです。この暦の中には先人の智慧が込められているように思えてならないからです。

 

「二十四節気」とは、地球が1公転する時間、いわゆる一年間を24等分した節目のこと。一般的なものでいえば「冬至・夏至・春分・秋分」などがあります。「七十二候」はさらにそれを3等分したものになります。例えば、立春(2月4日頃)は「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」、立夏(5月5日頃)は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」と言ったように、その頃の自然の様子を表現しています。このほかに「雑節」というものもあります。

スクリーンショット 2020-01-14 19.00.05

「雑節」の一つに「土用」があり、季節の変わり目に当たる18日間、年に4回あります。土用とよばれるのは、土が生命の生まれる場所であり、同時に死んだら還る場所であるからことからきています。土用の時期には、引越しや家の建て替えなど私たちの暮らしを支える土台を変える行為は控えたほうがいいと言われています。土用は季節と季節をつなぐ架け橋です。

冬の土用(冬から春へ)1月17日頃〜2月3日頃

春の土用(春から夏へ)4月18日頃〜5月5日頃

夏の土用(夏から秋へ)7月21日頃〜8月7日頃

秋の土用(秋から冬へ)10月21日頃〜11月7日頃

まもなく冬の土用入りです。暦の上で、季節は冬から春へと移ろいでいくのですね。

9ee2b7c2a13b6d7807a8d8ea2bde466c_s

 

 

 

 

 

 

コメントを残す