
もし、育児や介護などに思い悩んでいたり、心を痛めている人がいたとしたら伝えてあげたいと思いました。
私ごとになりますが、私は23歳で最初の結婚をし、24歳、26歳、28歳で出産をしています。当時(今から20年以上前になります)、同級生や同期の中では結婚・出産が早い方で、先陣を切っていました。私の母は22歳で結婚し、23歳の時に私を産んでいるので、私個人としては決して早いとは思わなかったのですが。
同年代の友達が仕事で活躍していたり、自由に遊びに出かけている頃、私は妊娠・出産・育児・家庭に24時間365日体制でした。毎日、天気予報を見ながら洗濯をしたり、食事の支度をしたり、子どもたちの体調や成長と向き合ったり、今のように仕事を続けながらという世の中の風潮ではなかったこともあり、同期の子とは別世界で生きているような気持ちになった覚えがあります。子どもの手が離れた頃には今度は同期や同級生の結婚ラッシュ、出産ラッシュがあり、その頃の私は毎日子どもたちと公園通いやグランド通いをしていました。
そして今は親の介護にどっぷり浸かっています。友人は仕事だ!キャリアだ!海外旅行だ!と日本中・世界中を駆け回っているのに対し、私は病院だ!薬局だ!デイサービスだ!と親の付き添いに東西奔走しています(笑)

育児に明け暮れ、介護に明け暮れ、私には何もないわ…と感じている人が、もし、いたとするなら、たとえ世間一般の人たちと過ごし方が違っていても、どんなことでもその時が一生懸命なら、将来必ずその時間が「宝」になりますから悲観しないでほしい。
育児に全力投球したパパ達・ママ達は、かけがえのない「人間育成」という経験を身につけました。これはもう立派な資格です。胸を張ってください。
介護にどっぷりハマっている方々は、育児と同様に人の人生に関わる経験を身につけました。「人の最期」から学ぶことは本当に多いものです。そして、人生の大先輩のお世話をしているうちに、理不尽な思いもしたことでしょう、悲しい思いもしたことでしょう、大事なことを教わった人もいるでしょう。介護をすることで人間力が身につきます。介護には人生を変えるほどの影響力があります。これは実際に携わってみないとわからないことです。
人と違うから…と、その時間(年月)を無駄にしてしまったと悲観することなく、頑張ってきた自分の時間(年月)と、そのときに得たかけがえのない「宝」を認めて、自分を褒めて、さらに自分自身を磨いてほしいと思います。
今、私は介護をしながら、自宅で仕事もしていますし、ボランティア活動に参加しながら社会との接点を持ちようにしています。
育児や介護は孤独になりがちですし、一人で抱え込むことによって精神のバランスを崩してしまうことがあります。誰でもいいから話をしましょう。保健師さん、看護師さん、ケアマネージャーさん、いろいろな方が助けてくれます。隣のおじちゃん、スーパーで会うおばちゃんでもいいです。話をしてみてくださいね。
あなたの過ごしている(過ごしてきた)時間は「宝」です。
自信を持ってくださいね!
今日を丁寧に、そして大切に。



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