
長岡花火大会へ想いを寄せる
日本三大花火大会といえば、大曲・土浦・長岡です。大曲や土浦の花火大会と比べ、長岡の花火大会は「花火師さんの競い合い」ではなく、「ともに祈る」花火大会という点が違います。そしてその「長岡花火大会」は私にとって忘れられない、毎年大切にしているものでもあるのです。
私が初めて長岡花火大会を観たのは、十数年前のこと。一人で車を走らせて観に行ったのが最初です。当時は、離婚したばかりで人間不信に陥り、生きる気力も尽きてしまった時期でした。そんな時に観た「長岡花火大会」で人目も気にせず、河原で一人号泣しました。そして再び生きる気力が湧いたのも、この花火大会でした。私にとって長岡は心の故郷なんです。
長岡花火大会は単に大きな花火大会というだけではなく、とてもメッセージ性が強い花火大会です。長岡花火大会の由来は、戦没者への慰霊の意味を込めて夜空に大きな花を届けることから始まりました。昭和20年8月1日に長岡市内は空襲に遭い、一面焼け野原となったそうです。その空襲をうけてから一年後の昭和21年8月1日に開催されたのが、今の長岡まつりの前身である「長岡復興祭」。そのまた翌年の昭和22年に花火大会が復活し、以来、長岡花火に込められた強い想いは、長い年月を経てもなお変わることなくしっかりと受け継がれているのです。
そんな意味の込められた長岡花火では、戦争を忘れない為に、正三尺玉が上がるときには空襲警報のサイレンが鳴り響きます。戦争を知らない私たちでさえ、そのサイレンを聞くと、とても厳粛な気持ちになります。
また、復興祈願花火「フェニックス」は新潟中越地震の復興の願いが込められています。今年は中越地震から15年という節目の年でしたので、15周年特別版フェニックスが楽しめました。平原綾香さんのジュピターにのせて描かれるフェニックスは本当に素敵です。花火の名前が「フェニックス」になった由来は「何度被害にあっても、不死鳥のように蘇る」というメッセージからきています。そして、中越地震のあったときにラジオリクエストの一番多かった曲ということから、平原綾香さんのジュピターが採用されたそうです。
「大切な人と観る花火、大切な人を思う花火」
是非、一番大切な人と見て欲しい花火大会です。本気でオススメします!
本当は毎年長岡へ見に行きたいのですが、スケジュールが合わず行けない年はネット中継で鑑賞しています。今年も自宅でネット中継鑑賞でした。
またいつか、必ず。

夫婦の祈りと復活
慰霊・復興・平和への願いの込められた長岡花火大会ですが、この日を待ちわびていた理由は花火だけではありません。
以前もこちらのブログでお知らせした通り、7月2日に義母が人工関節の手術を受け、7月6日に退院し、その翌日7月7日に義父が脳梗塞で倒れました。想像を絶するひと月でした。
5月に介護同居していて本当によかった…、そう出なかったら、と思うとゾッとします。
夫と私は一つの介護目標を立てました。
8月の長岡花火大会までに、義両親二人の生活を自立させること。そして二人で花火を(中継だけど)みよう!それまでは頑張ろう!
義母は、手術後5日で自宅療養となりましたので、術後の傷の手当、装具の付け外し、リハビリ、夜のおトイレなどを自分でできるように、ほぼ付きっ切りで毎日介助しました。
義父に関しては、病院できちんと検査を受けて今の状態を正しく把握すること。そしてその状態から改善すべきこと(生活習慣・食事習慣など)を何度も話をして理解してもらうこと。食事も今まで以上に気を配りました。
これらをひと月みっちりと行いました。
結果、
義母は、日常の排泄などは自分で行えるようになりました!着替えはまだ無理ですが、できなかったことがたくさん一人でできるようになりました。十分な自立です。
義父も、日常の習慣となっている甘いものの間食を始め、ずいぶんと生活習慣を改めました。予断を許さない状況に変わりはないですが、緊急性はなくなりホッとしています。義父の顔にも笑顔が増えてきました。
義母が自立できるまで、義父の容体が安定するまでは、ずっと別々に寝ていた義父母でしたが、昨夜からは今まで通りに二人並んで寝室の床に着くことができるようになりました。
本当にきついひと月でした。
夫の助けなしには成し得なかった。ヘルパーさんなど、介護保険のサービスを利用する選択肢もありましたが、今はまだ必要ないと判断しました。それは、被介護者が(誰に介護して欲しいか?)という気持ちを大切にしたからです。簡単に人は「施設に入れればいい」「ヘルパーさんを頼めばいい」と言いますが、被介護者の気持ちをないがしろにはできません。それでも、いずれ、サービスを利用せざるを得ない日がくると思います。その時はまた家族で話をしたいと思っています。
唯一、私が寝込んでしまったのだけが心残りです。自己管理が至らなかったと猛省です。
昨夜のフェニックスのように、椎名家にも復活のしるし「フェニックス(不死鳥)」が大きく羽ばたきました。
今日を丁寧に、そして大切に。



いつもありがとうございます。
心温まる文章で、学ばせていただくことばかりです。
言葉使いは、相手への心使い。
気配りは、相手への心配り。
忘れがちな自分に、毎日を丁寧に、大切にすることを、改めて気づかせていただきます。
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美由紀さん、コメントをありがとうございます。
私の方こそ美由紀さんの言葉にいつも励まされ感謝しています。
なかなか思うようにならないことばかりが続いていると自暴自棄になりますが、腐らず、腐敗ではなく発酵の毎日を積み重ねていこうと自分自身に言い聞かせている毎日です。
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