私の塩マニアは夫の知るところです。旅行に出かけると、必ずと言っていいほど現地の調味料を視察します。(夫は付き合わされる、笑)
見るものは、塩・味噌・醤油の3点セット。あれば酒(酒粕も)。最近では「ここにあるよ〜!」と夫の方から案内してくれるまで認知されました。笑
えっ!なぜ塩!?
それは、料理の基本のキだから。
味付けの基本であり、塩加減一つでお料理の出来上がりが変わってしまうからです。
そして、私が愛してやまない自家製の味噌と梅干しもまた、使用する塩がキーポイントであり、塩によって出来上がりが大きく変わるので、塩選びも大切にしています。
それだけではなく、もっと大切な理由があるのです。
そんな「塩」について書きたいと思います。
「塩」は健康を害すると敵視される話をよく耳にしますが、ミネラルを多く含んだ海水から作られた自然塩は、人間の身体のミネラルバランスと等しく、不足したミネラル分を補ってくれます。
いわゆるNaClという精製された塩(化学塩)と違い、味わいもあります。これは舐めてみると味の違いがよくわかります。塩によってミネラルの含有率が異なるので、味が違うことがわかります。
もちろん塩の取りすぎは命取りですが、自然塩は無くてはならない大切な自然の恵み。
古来、日本人が作り出した日本の海水から作った自然塩が一番私たち日本人の身体に合うのは当然のことなんです。
身体の仕組みとして、ナトリウムを摂取すると、血液中のナトリウム濃度が高くなるため、その濃度を薄めようと血管周りの水分を吸収したり、(喉が渇いたから水を飲みなさい)と脳から指令が出て私たちは水を飲みます。すると、血液中の水分量が一時的に増え、ナトリウム濃度は下がりますが、限られた血管内に急に血液量が増えるために圧力がかかり、血圧が上がるというわけです。これは一時的なもので、健康な人であれば血圧がは元に戻ります。
これが血圧が上がる仕組みです。
では、「塩」は本当に悪なのでしょうか!?
— 答えは、その「塩」によります。
海水や岩塩から作る「自然塩」は悪ではなく、むしろ「必要なもの」と考えます。
悪なのは、「精製塩」といわれるもの。
「自然塩」と「精製塩」の違いがわかりますか?
「自然塩」には、「海水塩」と「岩塩」があり、天日平釜法、平釜法、天日法、採掘法などにより作られます。
海水塩の成分は次の通りです。
- 塩化ナトリウム
- 塩化マグネシウム
- 塩化カリウム
- 硫酸マグネシウム
- 硫酸カリウム
これに比べ「精製塩」は、塩化ナトリウム(NaCl)が99.9%のいわゆる工業製品です。マグネシウムなどの微量成分がないのです。
製品の表示や成分を調べて見るとわかりますよ〜。
ミネラルの成分って大事なの?
「ミネラルバランス」とよく言われますが、ミネラルはバランスがとても重要。ミネラル同士は相対関係にあります。
どちらか一方が過剰となれば、一方は欠乏し、体内のバランスを崩します。
海水から作られる塩には先に書き並べましたように、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガンが多く含まれます。
海水のミネラルバランスは、私たちの身体の細胞の中で必要なバランス構成と同じです。私たちの細胞に優しい配合というわけです。
ですから「精製塩」だけを摂り続けていると、ミネラルバランスが崩れてしまいます。
私たちの住む日本は、古来から「塩」でミネラルを摂取してきた民族です。
例えば、欧米などは土中にミネラル分を多く含むため、地下水や湧き水などにもミネラルが多く含まれた硬水ですが、日本は火山灰土のため土中のミネラルに乏しく、水もミネラル含有量の少ない軟水です。
また、日本は高温多湿な気候のため、汗をかきます。汗を舐めたことのある人はご存知と思いますがしょっぱい味がします。これは汗と一緒に余分な塩分が排出されているからです。
日本では、古来から植物性食品を多く食べてきました。植物性食品にはカリウムが多く、このカリウムはナトリウムを体外に流出させる働きがあるため(これがミネラルの相対関係の1つです)、塩を補給する必要があり、昔から海水で自然塩を作り出し、塩を大切にしてきました。
海水や海水から作られた塩のミネラルバランスは体液のミネラルバランスと酷似しています。
輸血が出来ない時は海水を薄めて使えばいいと言われたほどです。現に点滴に使用される「生理食塩水」は衛生的な塩水で、血液の塩分濃度と同じ0.9%になっています。
これらのことから、「自然塩」は古来の知恵であり、不可欠なものと言えます。
人体のミネラルバランスが整っていれば、例え塩を摂り過ぎても、汗や尿として水分と共に排出されるのです。
大切なのは、私たちの身体(細胞)が正しく機能するようなミネラルバランスに整えること。
工業製品である「精製塩」ではなく「自然塩」を。
健康を考えるなら、まずは身近な「塩」を変えることが手取り早いのです。
今、実際に手元にある自然塩の数々(色々使い分けています)です。中には頂き物もあります(^_^;)
- パルシステム「海はいのち」
- 日本海水「赤穂塩 あらじお」
- アルゼンチン産「天日湖塩」
- ペルー産「インカ天日塩」
- 伯方産業「伯方の塩」
- 岩戸館「岩戸の塩」

そしてこの他にも、使い切ってしまって在庫はないのですがオススメなものは、
- 沖縄「ぬちまーす」

- 石川県「能登の塩」など

他にもたくさんあってご紹介しきれないのですが、また折をみて記事にしたいと思います。
それでは、良い塩を!
もとい、よい週末を!



さすが、こだわってますね~(^^♪
塩、私もゆきこさんほどではないですが、それなりにこだわってます。
よく使うのはヒマラヤの岩塩や、ザルツブルグの岩塩、クレイジーソルトとかです。
精製塩はからいだけでうまみがなく、私も嫌いです。
伯方の塩や赤穂の塩は、バスソルトにしちゃってます(^^;
調味料探し、分かります(^^)/
私も旅行に行くと、必ず調味料探しします。あと、時間つぶしの時も。
職業病の一種でしょうかね…(*^^*)
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tabisurueiyoushiさま
コメントをありがとうございます(^^)
やはり職業病なのでしょうか(笑)同じですね!
精製塩はショッ辛いだけで、旨味ゼロですよね。岩塩も美味しいですね!
わたしもハチミツと塩でバスソルトを作ります。
共感していただけることに嬉しいです♡
これからもどうぞよろしくお願いいたします(o^^o)
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こちらこそよろしくお願いします(^_-)-☆
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20年ほど前、心臓のバイパス手術を受ける事前準備として病院管理下で極端なダイエットを強行され、約1か月間、塩抜き、油抜きの入院生活を送りました。 それ以来「塩と油は味の原点だ」と肝に深く命じています。
現役時代は工業塩の精製設備の輸出営業にも携わっていました。 イオン交換膜法による海水塩からの塩精製です。 キムチ大好きの韓国の人々は塩の味にうるさく、ちょうど日本人がお米の銘柄にこだわるのと同様に塩の出自に独特の哲学があったのを思い出しました。 彼らにとってはイオン交換膜の塩は旨くなかったでしょうね。
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文殊菩薩 さま
「塩と油は味の原点」素晴らしいです!
キムチ大好きの韓国では、やはり塩にこだわるものなのですね。良いお話を聞けて嬉しいです。やはり味噌を仕込む時に塩にこだわる、梅干しをつける時に塩にこだわる、日本と同じですね。素敵なお話をありがとうございました\( ˆωˆ )/
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私も精製塩は嫌いです。
15歳で社会に出てから、早39年。
ずっと瀬戸のほんじおや伯方の塩などを使っています。
今は無い実家でも、精製塩は使っていなかった記憶があります。
梅干しや白菜漬け、らっきょうなども自分で漬けます。
精製塩なんて、使えません!
あんなの塩じゃないです!
これからも良い塩の情報、待ってます♪
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