ギトギト油汚れを簡単スルリと落とす魔法

土曜日は朝から用事があり、私の実家と夫の実家を駆け足でハシゴしました。

先に私の実家へ行き、元気な両親の顔を見ながら写真アルバムを渡してきました。

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これは先月、父の姉(私にとっては伯母)夫婦との再会時に撮影した写真を一冊のアルバムにしたものです。

今はスマホで簡単に、しかもとても綺麗に製本し、アルバムにしてくれます。

これには両親も大喜び!いい記念と想い出になったようです。

そして実家を後にして次は夫の実家へ。

義母はここのところ、お勝手に立っては火傷をしてしまうので、火を使う料理は私たちが代わりにするようにしています。昨日も調理してきました。

そしてふと気になったものがありました。

フライパンの蓋。

上部がガラス製になっているもので、長年の油汚れが固まってしまって硬化し、全体的に茶色に変色して最初が何色のものだったのかわからないほどでした。

義母は「もう買い替えるから…」と言っていましたが、いえいえ、まだまだ十分に使えます。

落としきらなかった油汚れが加熱によって使用するたびに酸化し、硬化していった汚れです。こんなの簡単に落とせるんです。

 

代表的な家庭の汚れは

・ホコリ汚れ・・・中性

・油汚れ  ・・・酸性

・水アカ汚れ・・・アルカリ性

要するに該当する汚れのpHに合ったやり方で掃除をすれば、無駄な力・時間・洗剤などを一切使わずに解決できるわけです。

義母にことわって、フライパンの蓋を自宅に持ち帰り私がしたことは、

大きなスーパーの袋の中に蓋を入れて、そこへ「酸素系漂白剤」(←毎日布巾の漂白に使っている粉末)を大さじ一杯いれ、お湯を注ぎ30分ほど浸す。

「酸素系漂白剤」は過炭酸ナトリウムといって、化学式で書くと2Na2CO3・3H2O2です。

Na2CO3は炭酸ナトリウム、H2O2は過酸化水素です。要するに、炭酸ナトリウムと過酸化水素が2:3の割合で混ざっているということです。

こびりついた油汚れは酸性ですので、弱アルカリ性の酸素系漂白剤を使えば落とせます。油汚れに効果のある重曹は、炭酸ソーダ+CO2ですが、その炭酸ソーダに過酸化水素H2O2をくっつけたものが「酸素系漂白剤」というわけです。酸素系漂白剤は水に溶かして加熱すると酸素Oが発生します。この酸素が汚れと結合(酸化)して汚れを水に溶かし込んだり、 物理的に剥がす働きをします。

酸素が活性化する温度は40〜50度なので、水ではなくお湯に溶かすと、ぶくぶくぶくぶく!と発泡します。

酸素系漂白剤は水に溶けると、環境への負荷が低い「炭酸ソーダ」と「過酸化水素」に分解され、油汚れや皮脂汚れなどの酸性に強い弱アルカリ性になります。さらに、分解によって「活性酸素」が発生することで、漂白・除菌・消臭効果が得られるといわれています。

30分後。

袋の中から蓋を取り出すと固まっていた油汚れが浮き上がりスルリと取れました。隙間などを歯ブラシで軽くこすって隙間の汚れをかき出して、水で濯げば、ホラ!こんなに綺麗に!

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(ビフォー写真を撮り忘れていました…失敗(~_~;) でもまぁ義母の名誉のために撮り忘れもいいかなと思ってます、笑)

買い替え必要なんてありません!

ヒトの体の中も同じこと。体の中でさまざまな化学反応が起きています。その原理やカラクリを知り、理解すれば、解決の糸口は見えてきます。

別の化学反応は、別の日に投稿したいと思います。

今日を丁寧に、そして大切に。

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